日本のお茶農家は、明治の開国以来、海外の日本茶好きの方々向け日本茶の生産に努力していたのは勿論ですが、より多くの海外の方々の志向にあった、さまざまなお茶の生産の研究を重ね国を挙げてその技術を作り上げ輸出した時代があります。
それらは伝統としてお茶の生産農家に伝わっています。そのお茶が、今また脚光を浴びつつあります。
紅茶やウーロン茶などを安全・安心な国産茶として飲みたいとのお客様の要望と、昔の伝統ある技術により、海外で高く評価された外国向けのお茶を楽しみたいというご要望です。当園は、古い伝統技術を思い起こし、海外で評価されたお茶四選を作り上げました。
エキゾチックな海外向けのもうひとつの川根茶、お楽しみください。
『川根紅茶』オレンジペコータイプ、リーフ茶
紅茶好きの方のために、川根茶の原葉を使って、繊細な発酵技術に細心の注意を払って入念に作り上げました。山のお茶らしいさわやかで、フルーティな紅茶の香り、砂糖など入れなくとも自然の甘味があって、おいしく楽しんでいただけます。ストレートがお勧めですが、ミルクティーやレモンティなどでもおいしくお飲みいただけます。アイスティーとしても澄んだきれいな紅茶色もお楽しみいただけます。

『川根紅茶』オレンジペコータイプ、リーフ茶 100g

『川根紅茶』ティバッグ(オレンジペコータイプのリーフ茶をティバッグで)
当園の川根紅茶を、天然のトウモロコシの繊維で作った網の、タグつき三角立体ティバッグに入れより使いやすくしました。リーフと同じように浸出する網式バッグですので、リーフとまったく違わない香味が楽しめます。

『川根紅茶』ティバッグ 3g×20バッグ

『川根青茶』ウーロン茶
ウーロン茶好きのために川根の茶葉をつかって、天日や日陰でお茶の酵素の活性化をさせ発酵させて作るのがウーロン茶ですが、発酵が繊細で発酵度がとても香味に影響します。紅茶と比べますと、茶葉の青色(緑色)がまだ残っていますので、半発酵茶、青茶と呼ばれます。その年の茶葉の性質は勿論、発酵時の天候や風の具合などが、大きく影響しますので、とても不安定で多様です。それだけにその年だけの一期一会が明確なお茶といえます。どちらかというと香りが楽しみで味わいは、淡白なすっきりとした味わいです。

『川根青茶』ウーロン茶 100g

『川根ぐり茶』
グリ茶というのは、煎茶と同じように茶葉を蒸してから、乾かしながら製茶したものですが、製茶の後半の仕上げ揉みの工程で、ピンと針状に伸ばして製茶する工程を省き、曲がったままゆるく、ざっくりと製茶したお茶です。香味はまろやかで、新鮮ですっきりとした香りやわらかな味わいが特色です。昔ロシアに大量に輸出され、ロシアの人々にロシアンティーとして愛されました。砂糖・ミルク・ジャム・ウォッカなどのお酒なども入れて楽しまれたようです。

『川根ぐり茶』 100g

※缶や袋のデザインは変わることがあります。